まだ見ぬオマンコを。
あれは童貞バリバリだった中学1年生の頃でした。
当時同じクラスのOさんのことが好きだったぼくは、ことあるごとに彼女をオカズにし、
自らの欲望を満たしていました。
彼女を想いながら若い勃起チンポ(その頃は皮かぶりクンです)をしごき、精を放っていたのです。
シチュエーションは、放課後の3階校舎だったでしょうか。
西日が少し差し込む板張りの空き教室で、彼女が言ったのです。
“ あたし、あなたのことが好きなの。入れて…? ”
そうやって床に寝転んだ彼女が股を広げ、ぼくを誘ったのでした。
むりむりむり!!
冷静に考えてみれば、ウルトラスーパー矛盾ありすぎのこの妄想……。
そんなこと、あるわけないってないって~~。
ははは。
ですが、ぼくはそれでも大興奮でした。
そのシチュエーションだけで興奮し、ペニスをしごき立てます。
それはもう、煙が出るほど激しくコスリ、シコシコとチンポに快感を与え続けるのでした。
まだ見ぬオマンコ。
入れたことの無い女性器の感触など、分かるはずもありません。
当時は、なんとなくビニールの空洞みたいなものなんだろうな……と思いながら
目をつぶりながらOさんを犯す自分を想像して、シコシコしていたのです。
どこかのエロ本で見た、両膝を立てて自分の片手を股間に持っていき、
指でオマンコの花びらを開く仕草……。
それを制服姿(当時はまだスカートはそんなに短くなかった。)のOさんにすり替え、
そこに勃起チンポをブラブラさせながら覆いかぶさっていくぼく……。
まだ分からないオマンコの形、色、におい…そして “ 中 ” の感触…。
一生懸命想像するんだけど、味わったことの無いものは想像できません。
カップヌードルやこんにゃくオナニーもしましたが、ぼくには合わなかったようで
それでイクことはありませんでした。
それでも、オマンコの感触はそんなものなのかな……と、
カップヌードルやこんにゃくの感触を懸命に思い出しながら、シコシコシコシコ……。
いつも決まっていたのは、中出しでした。
“ ねぇ…中に精子出すよ…… ”
“ いいよ…出して…出して…… ”
そんなやりとりを “ 強く妄想 ” し、最後の瞬間を迎えるのでした。
最後の瞬間……色々な態勢でぼくは彼女のオマンコの中に精液を放ちます。
時には騎乗位で……時にはバックで……。
だいたいは正常位が多かったですけれど。
彼女との “ 交わり ” を想像して放つ精子。
その態勢は色々といいましたが、妄想するフィニッシュの態勢によって、
イクときの形も変えていました。
正常位でイクときは、床にティッシュを敷き詰め、四つんばいで精子をぶちまけます。
もちろん……情けない喘ぎ声とともに、強い妄想と共に。
バックでイクときは、ヒザ立ちになってチンポをしごきながら、
床に敷き詰めたティッシュの上か……亀頭の先っちょをティッシュで包み込みながら。
騎乗位でイクときは、そのまま何も処置をしないでチンポをしごき続け、
おなかの上に精子をぶちまけたり、はたまたティッシュで亀頭を包み込んだり。
こっそりコンドームを購入し、それを装着してオナニーをしたときは、もっとリアル感が増しました。
ただ、包茎クンだったので装着はしにくかったですけどね。
情けない姿になっていました。
精液は日によって、体調によって、量も飛び方も全然違います。
なので、予想以上にドクドク出てしまい、床や布団にシミが出来てしまったり…。
でも何となく分かったことは、腰を振りながらのオナニーの方がとっても精子が飛ぶってこと。
なぜだか分からないけれど、いやらしく腰を振りながらオナニーした後の放出は、
どっぴゅんどっぴゅん精液が飛ぶのです。
あれは未だに謎…。
なので、セックスをするときにオマンコの中でたくさん腰を振って中出しをする時は、
相当な勢いで膣奥………子宮へ精液がぶち当たるんじゃないかと思います。
ふふふ
女の人は想像してみてくださいね…。
ぼくは当時から性的にはおかしかったので、色んなことをしました。
もちろん、童貞バリバリクンだったので、オナニーで、です。
いわゆるマングリ返しの態勢になってオナニーをし、射精を自分の口で受け止めたこともありますよ。
かなり変態ですからね……。
そんなこともしました。
自分の顔にぶちまけられた、ドロドロの精液。
あの被虐感は今でも覚えてますよ。
なので、顔に精子を出されるのが好きな女の子の気持ちも分かるし、
顔に出されるのはイヤ! って女の子の気持ちも分かるつもりです。
そしてもちろん、精液の味も知っていますから、それも同様に……。
そんなオナニーをずっとしていました。
たぶん、いっぱいしごいたり皮を伸ばしたりしていたから、
徐々にチンポの皮も伸びていってしまっていたとは思います。
その時の名残……?
それとも童貞期間が長かったからでしょうか。
今でも、射精をする時は(セックスのときもオナニーのときも)、
チンポからドクドク飛び出す精液を見るのがとっても好きで、いやらしい気持ちになってしまうのです。
結局、そのOさんとは何にもなく卒業をし、ぼくの手元に残ったのは
中学1年のときに彼女からもらった可愛い年賀状だけ。
切ないことに、同級生と付き合っていた彼女を奪い取るほどの容姿と性格を、
ぼくは持ち合わせていませんでした。
一度、西武池袋線の大泉学園というところから乗り込む彼女を偶然見かけたことがあります。
話しかけてみましたが、残念ながら話は弾みませんでした……。
そして、今年の5月。
近所で偶然見かけた彼女は、当時の面影をわずかに残しながらもかなりふくよかになっておられ、
ぼくの好きだった頃のOさんはぼくの心の中にだけ、
当時のままでこれからも住み続けることになったのです。
彼女のオマンコを見ることは、一生ないでしょうね。
今まで何人の男に見せたんだろう……少しだけ気にはなりますが、知りたいとは思わないかな。
ぼくが余ったチンポの皮を切るために包茎手術をするのは、それから数年後。
そして、初めてオマンコの中にペニスを挿入したのは、それからさらに数年後のことでした。
おわり。
オナニー
白い指がなぞるように割れ目をまさぐり、時々愛液を掬い上げて、敏感マメに擦り(なすり)付ける。
なぞるように動いていたその指が、捏ね回す動きに変わったとき、
声が一層高くなり下半身も微妙に蠢き(うごめき)だす。
ひざを立てたかと思うと足を伸ばし、腰を伸ばしたかと思うとおなかを縮める。
緩やかな動きが、やがて激しい断続的な痙攣に変わってくると、
それを観ているこちらの動きも早くなる。
高い声と低い声が同時に同じ単語を吐き出したとき、暗黙の了解でタイミングを合わせ、
高低の声のトーンが上がっていくと同時に、
白い腰は激しく上下に痙攣し、黒い棒は脈打つ様に先端から白い液体を弾き飛ばす。
“ はぁはぁはぁ…………… ”
ゆっくりと余韻を確かめるようにそれぞれが自分のソコを撫で回し、
一つのシーンが終わっていく。
次のシーンが始まるのは、一度抱き合って熱い口付けをしてから。