おくれ毛
うなじに生えた後れ毛を横目にしながら女の子を抱き締める。
髪の毛を幾何学模様のシュシュで留めているからか、耳からうなじにかけてのラインがよく見える。
優しく抱いて、首筋から女の子の匂いをかぎながら後れ毛をゆっくりと口に含んだ。
唇で覆うようにして口に含んだ。
上唇と下唇を柔らかく動かし、味わうようにする。
顔を左右に少しだけ動かし、唇を這わせるようにする。
・・・ピクン!
抱き締めた女の子の身体が少し反応し、背中に回された小さな手に力が入った気がした。
唇の動きだけではなく舌も使い、ソフトクリームを舐めるのより何倍も遅いスピードで後れ毛をしゃぶる。
その姿はまるで吸血鬼のよう。
右が終われば左へ。
唾液でやや湿った女の子の首筋はとてもいやらしく光っている。
おまんこも今、こんな状態なんだろうか。
すでに勃起しているちんぽを女の子にこすり付けながら、なおも後れ毛をしゃぶる。
ゆっくりした舌の動きに合わせるかのように腰を動かし、
下着の中で窮屈に勃起しているちんぽを押し付ける。
ホテルに入ってまだ15分。
部屋の中の散策はおろか、お風呂の準備もしていない。
無機質に照らされたライトの下で、男が女の子の首筋に噛み付いている。
2人の身体は、お互いの下半身が密着した部分を視点に、ゆっくりと蠢いている。
これから始まる性行為に期待をし、想像をし、妄想をしながら下半身を擦りあわせる2人。