あなたの持つ性欲
その女の子の見た目は、決して明るいとは言えない色の輻輳でした。
ダークグレーのパーカーに、同じような色のロングスカート、
肩までかかる髪の毛は黒く、やや乾燥しているよう。
話す言葉もあまり多くはなく、輻輳の色と似たような、やや暗い性格だったのかもしれません。
ただその内面は・・・。
内に秘めた性に関する欲求や願望、希望は・・・。
ラブホテルの部屋で裸になった彼女の肌は、服装と対照的で白く、
乳首の色も薄めでした。
そして驚くことに、下半身の中心には、表面的に見る限り毛がありません。
白い肌が、その割れ目までよく見える、様でした。
お尻も同じ。柔らかく小さめなそこは、小さな桃のよう。
“見てください・・” と言って、立ちながら両手で女性器の割れ目を開いたそこにも、
毛はありませんでした。
女性器の色、、、今度は肌の色と対照的で、赤。真紅の性器がグロテスクに光っていました。
そう。
もう光っていたのです。
ただ裸になっただけのはずなのに、もう濡れていました。
彼女は、自分の身体を男性に、そう扱われることに快楽や快感を感じるようでした。
両手を拘束し、両足を拘束し、まるでダンゴムシのように丸められたその恰好のまま、
女性器に男性器を突き立てられ、好きなように腰を振られるのが好き。
痛いくらいに激しく突かれるのは当然嫌だけど、やや強引にされるのが好き。
今まで誰と、そして何本の男性器を挿入されたか分からない彼女の女性器は、
真紅だけれども、オマンコを囲む小陰唇がいやらしい形をしています。
舌でなぶる、唇で挟んで愛撫するにはちょうどいい長さ。
“オマンコを舐めてもらうのが大好きです。物凄く気持ちいいから・・・”
そう話す彼女と、駅で会った時の彼女のギャップは、ぼくの下半身に大量の興奮と血液を集めました。
まさか、彼女と普段性的なことで接しない全ての人は、その心の奥底に性の欲望を
こんなにも抱えているとは露ほども思わないでしょう。
ぼくもそうであったら、一つも思わないと思います。
けれどホテルのベッドの上では今、両足をMの字に広げ、両手で性器の中を晒す姿が目の前にあるのです。
見た目では一切分からない。
当然。
話してみても分からない。
当然。
さらけ出してくれて初めて分かる、その欲望。
剥き出しになった女の子の性欲を垣間見せてもらえた瞬間が、たまらなく好きです。
ドクン、と心臓の鼓動が一つ大きくなります。
結局、ダンゴムシのような恰好のまま、ぼくは彼女を横向きにし、
その真っ白い脚の中心の赤いところに性器を突き刺しました。
情けない顔をして快楽を味わいながら、腰を振りました。
止まりませんでした。
性欲を剥き出しにしてくれたことに興奮してしまい、腰が止まりませんでした。
一心不乱に腰を振り、時に抜いて口でしゃぶってもらい、そしてまた突き刺して。
虫のように動物のように腰を振り、一番奥で、一番気持ちいい瞬間を味わい、たくさん注ぎ込みました。
ビクンビクン、ドクンドクン、ドピュドピュ・・・どの表現が適切なのか分からないけど、
一番奥にたくさん精液を出しました。
引き抜いてコンドームを外した性器を、
“綺麗にさせてくださいね”
といって、ふやけるほどしゃぶってくれます。
“あう・・・”
と、ぼくがくすぐったさのあまり情けない声を出してしまっても、
そんなことには慣れっこかのように、気にせずしゃぶり続けていました。
あなたは性欲を、どう満たしていますか?
どんな性欲を持っているんですか?
どんな行為が好きなんですか?
街を行く女性たちに、そう心の中で問いかけてしまうきっかけの一つは、
彼女が性欲をさらけ出してくれたことがきっかけかもしれません。
どんな性欲を、性癖を持っていても、それがあなた自身なんでしょう。
女性たちの性欲に、とても興味があります。