欲望
奇跡のように笑うあなたに会えるのなら、そこにあると決めた。ぼくの探し物は。
溶けて広がる。
いつか咲くと言った白い花をつけて、
ぼくはもう見つけた、あなたの白い花
チャンスは到来。
行くぜ、いつか消えてしまうなら。
熱狂の中、興奮の中、永遠を見た……いく…今だ。
欲望が爆発したのは……中。
奥に注がれる液体。奥であふれる液体。液体にまみれる2種類の粘膜。
激しく腰を振ること
気持ち良くなんて、ならなくていい。
ただあなたが幸せな気分に浸ってくれれば、あなたが快楽に埋もれて(うずもれて)くれれば。
ぼくはどうでもいい。
男にとって最高の快感とされる、射精がなくてもいい。
どこ?
どこ?
ここ??
浸って欲しい。
ただひたすらに、自分の快楽をむさぼって欲しい。
だけどその対比にあるのは、あなたが思うぼくの快感。
ぼくはいいよ、あなたがとっても気持ち良くなってくれるのなら。
それが最高の幸せ。
だけど、ぼくが感じているのを感じとって、あなたが満たされるなら、
ぼくは遠慮なく快感を貪りたいと思う。
中出しをしたいと思う。
セックスに必要なものがようやく。
全ての欲と、全ての愛。
勃起したのを、潤った中に入れる時に必要なのはただそれだけ。
ただ、それだけだった。
どっちが欠けても、少なくても、バランスが崩れてつまらないものになる。
生殖行為だけじゃなく、愛情の確認だけじゃなく。
愛欲。
あいをほっするのか、あいとよくのことなのか、
我が国の言葉に宿る言霊よ、教えてくれないか。
ぼくはセックスが大好きでたまらないんだ。
ずっと、これからもずっと。
枯れて灰になるまでずっと。