初めての性的快感。その3
エロ本の隠れ読みのあとは、ついに人生初めてのエクスタシー。
【初めての性的快感】 からの続きです。
当時、近くの銭湯には 【泡風呂】 というものがありまして。
なんて言うのでしょう、ジェットみたいなのがボボボーって出てくるやつ。
ちょうど背中の辺りに当たるようになってるのがありますよね? 2個口でさ。
で、その泡がちょっと特殊で、お湯自体もちょっと特殊だった。
薬が入っているのか、泡が弾けるときに ¨パチパチ¨ と音がします。
初めての性的快感&エクスタシーは、そのお風呂の中で迎えた気がする。
季節は忘れましたが、
その日もぼくは幼馴染の K くんと近所の銭湯へ行っていました。
多分、その銭湯がリニューアルオープンしたか何かで、
初めて行ったんだったかな? うーん、多分そんな感じ。
で、初めて見る珍しいお風呂。
上に書いた、 【泡風呂】 があったのです。
湯に入るとまるで白いサイダーのお湯に浸かっているみたい。
肩まで浸かって目を閉じると、
¨シュワシュワシュワー…¨
¨パチパチパチパチ…¨
泡の弾ける音がする。
ぼくらは、はしゃいではしゃいでいました。
¨すげー、この風呂! すげー!¨
みたいにね。
大きさは、横が小学生が足を軽く伸ばして入れるくらい。
縦は2.5メートルくらいあったかな?
泡は、その横の部分から出てました。
その銭湯の中には初めて見る水風呂もあったり、
軟水? 硬水? で出来た湯船があったり、
丸い形をした湯船が 【流れるプール】 みたいになっていたり、
それはそれは楽しいところでした。
で、ぼくと K くんはエロだったので、
っていうかバカだったので、
(2004年10月6日・【駐車場の小屋の中。】 を参照して下さい)
¨ココ (泡がボボボ~って出てるとこ) にちんちん当ててみようぜ!¨
みたいな話になったのでした。
あはは。
ははは…。
で、最初にどっちがやったのかは忘れましたが、
湯船の 【縦】 の部分に背中をつけ、反対側の 【縦】 の部分に足をつけ。
【横】 の部分から出ているジェットの泡に、ちんちんを当てたのでした。
ちょうど、自分の左側からジェットがくる感じ。
まだ毛も生えていない2人のちんちんは、
左側から強烈な刺激を受けることになるのです。
亀頭が剥き出しになっていない、子供のちんちんは、
生まれて初めて味わう感覚に、すぐさま勃起しました。
先っちょをそのジェットに当てて、快感に酔いしれます。
勢いが強いジェットだったので、
ちんちんに右手を添えてちんちんが倒れないようにしていました。
と、同時に、その右手でちんちんをコントロールし、
先っちょがしっかりとジェットに当たるようにしていました。
亀頭の先から、なんとも言えない気持ち良さが伝わってきます。
それは、女の子に咥えてもらっている時の気持ち良さとも違うし、
女の子の性器の中に勃起したペニスを入れている時の気持ち良さとも全然違う。
¨なんだこの感覚??¨
¨気持ちいい!¨
で、2人とも……
¨おぉ…すげぇ気持ちいい!¨
¨チンポたっちった!¨
生まれて初めての快感に、溺れました。
まだエクスタシーを迎えないまま、ぼくらはそんな話をしました。
銭湯なのでみんな裸。
勃起したチンチンをぶらぶらさせながら歩いていたら、
それこそ変態です。
ぼくらは勃起が治まるまで、しばらく湯船の中にいたのでした。
その時の勃起は、性的に興奮しているからではなく、
単に外部からの刺激によって興奮してたから勃起しただけ。
今みたいに精子が溜まってムラムラ勃起するのではありません。
ぼくらの勃起はほどなくして治まり、
半立ちのままこそこそと
自分たちのお風呂セットが置いてあるとこまで戻ったのでした。
つ 『…………。』
K 『………………。』
つ ・ K 『もーいっかいやってみようぜ』
バカな小学生2人は
さっきの快感を再び夢見て、いそいそと 【泡風呂】 まで向かったのでした。
続きます。